今日は「枯れた花」です。
実は枯れたアジサイの花が割と好きなのです。
カラカラになるまで残っているあの姿が、最後まで自己を主張しているようで、どこか憧れるところがあります。
狂言師の野村萬斎さんが、50歳になってこれからは枯れの美学を追求しようと思っている、と確か「徹子の部屋」で言っていました。
わたしは室町幕府の足利義政と日野富子の生涯を描いた、NHK大河「花の乱」で萬斎さんのファンになって以来、注目してきました。
おっかけではないです、ハイ(笑)
「枯れの美学」、いかにも伝統芸能の継承者らしいことばだと思います。
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