森友学園の問題、来週も国会で審議するのでしょうか？
かれこれ1カ月以上やっていますよね。
24日の国会、午前中見る時間がありました。
自民・こころの西田昌司参議員議員の話が分かりやすかったです。
23日の証人喚問では、籠池理事長は梯子を外されたのではなく、梯子を掛けてもらったんですよ、と話していました。元々建設資金の裏付けがなく認可されるはずもないのに、許可が下りた、これは大阪府の問題ではないかということ。
国有地売却についても、格安で売却された経緯が示され、国側への賠償を想定した額が含まれていたことが明らかにされました。
本日の読売社説でも以下のように記載があります。
【引用】
約8億円の算定根拠に関して国土交通省の佐藤善信航空局長は「地下9.9メートルまで廃材等が存在すると見積もるのは合理的だ」と語った。くい掘削工事で廃材が発見された場所などを基に、撤去処分費用を積算したという。
将来、国の責任が問われるのを避けるため、売却価格を下げたのは理解できる。ただ、金額の妥当性については、さらに丁寧に説明することが求められよう。
読売新聞3月25日3面
続いて立った同じく自民党の北村経夫議員は、今月6日に発射された北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対して政府へ質問しました。首相は北のミサイル技術が新たな段階に入ったことを述べ、国会内も緊張感が漂ったように感じました。
続いた民進党の福山哲郎議員は、最初こそ「私も森友問題ではない質問をしようと思います」と言いつつ、すぐに森友学園の話に切り替え、1時間以上もこの問題に時間を費やしていました。
途中、福山氏の「嘘で嘘を塗り替える」と言うような話に「印象操作している」というヤジが飛び、「職務の話をしているんだ」と声を荒げたのには、正直引いてしまいました。
質問を終えるにあたり、（マスコミが）「南スーダンからの撤退を、何故籠池理事長の報道に当てたのか理解できません」と付け加えただけでした。
福山哲郎議員、国会でこんな演技をしている人が議員なのか！と思い、改めてネットで調べたほどです。
100万円の寄付金問題、前日の籠池氏の話はにわかに信じがたい内容だと思っています。
籠池氏は次のように主張しています。
「昭恵夫人は講演の控え室として利用していた園長室で、私と対面していただいたとき、同行していたお付きの方に席を外すようにおっしゃった後、私と二人きりの状態で『ひとりにさせてすみません。どうぞ、安倍晋三からです』というふうにおっしゃって、寄付金として封筒に入った100万円をくださった」
引用元：
籠池氏と昭恵氏、嘘つきはどっちか 100万円寄付「二人きりで」の真贋
胡散臭いなとしか思えません。
この森友学園の問題を通して保守や日本会議が貶められたことは一つの波紋ではないかと思っています。
さて、「忖度」と言う言葉、国会でよく使われていますね。
わたしは、作家の門田隆将氏がWill2月号で、韓国は「忖度政治」と指摘していたことと結びついたのですが(笑)
拙ブログでも12月30日
大統領の呪い？ 加藤達也氏の話で紹介しました。
加藤達也氏と門田隆将氏の対談から少し引用しますね。
加藤
大統領府は、大統領の対面を繕おうと産経新聞に圧力をかけ、加藤をつぶそうとした。国際的な評判や体面、それに国益を考えれば、そんな馬鹿なことはできないはずです。しかし、韓国はそれをやってしまうのです。大統領のメンツと国益のどちらが大切か、彼らは考えようともしないし、考える冷静さもありません。
門田
それが“忖度政治”というものでしょう。韓国の大統領はいわば皇帝のような権力を持っている。皇帝に対して忠誠を誓い、皇帝の気持ちを忖度して行う側近政治が21世紀の今でもまかり通っているのが韓国です。まさに非民主国家ですね。
面白いのは、これまで大統領の心情を忖度する側だった検察が、今度は青瓦台（大統領官邸）と戦わざるを得なくなったことです。これも国民情緒法が憲法に優先する国であることの証明でしょう。（52ページ）
日本の安倍首相のことを考えれば、7時間も誰も何も知らない時間があるなんてことは、まず考えられないことです。
韓国ではそれが普通、それこそが忖度政治の愚ということなのでしょうね。
国会で今、審議すべきことが何かは明らかなはずですが、民進党などはそういう冷静さを持たず、政権奪還という妄想を抱いています。
それが見ていて滑稽なわけですが、忖度！忖度！と言うなら、彼らこそ何かに憑りつかれたかのように、忖度しているように見えます。
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