森友学園の話が沈静化するのを待っていますが、まだ時間がかかりそうです。
この問題、共謀罪の法案成立が関わっているからなのでしょうか。
参考記事
森友学園へのメディアスクラムと共謀罪、メディアは被害弁償せよ！と思ったらシェア
ネットで検索すると以下のような主張もあります。
森友学園事件の真相究明と安倍晋三政権打倒とは密接不可分だということだ。相手（安倍晋三を頂点とする支配階級）が「反革命」の戦争を仕掛けているのだから、敵と戦ってこれを倒すしかない、とも言いたい。
引用元：
kojitakenの日記
森友学園事件もここままテレビが作る「森友学園気持ち悪い、安倍さんかわいそう」の印象操作の意図（TBSやテレビ朝日はさほどでもないが、NHKなんかは露骨にそれを狙っている）を伴った映像を視聴者が消費して終わりになるのか。
引用元：
気まぐれな日々
ＮＨＫには偏向報道があると思っていますが、主張が変われば、見方も変わるなと思います。
勉強になりました。
読売新聞の社説には以下のように記載されていました。
【引用】
小学校用地の国有地が評価額を8億円余も下回る価格で学園に売却されたことについて、財務省などは、国有地内のごみ撤去費用を差し引いたと説明する。
現地調査を踏まえ、公共事業に使用される積算基準に基づき、ゴミの処分量と作業単価から国交省大阪航空局が算出したという。
膨大な廃棄物が埋まった土地である以上、売却価格の減額は正当であり、政治家の関与はなかった、という見解は理解できる。
読売新聞３月９日３面
社説では、野党が衆参両院予算委員会で籠池氏（森友学園・籠池祥肇理事長）の参考人招致を求めているがその狙いはどこにあるのか、としています。
野党としては森友学園の問題を政争の具にして安倍内閣をつぶそうとしているのでしょうが、疑惑ある土地取得問題は、朝日新聞や読売新聞、NHK、朝鮮学校などにもあると言われています。
土地売買の正当性が明らかになったことで、いつの間にか運営する幼稚園の教育方針や「教育勅語」の問題、理事長の教育者としての資質へと矛先が移っています。
民進党の安住淳代表代行は「４月なら森友解散。受けて立ちます」と。
そんなこと争点にするの？と思いますが、勝てると思っているところが、浅はかな気がします。
「教育勅語」は、明治維新以降の教育方針として、修身・道徳教育の根本規範として捉えられていました。戦後1948（昭和23）年に廃止されています。
わたしの父母、祖父母も慣れ親しんできたものですが、倫理・道徳など日本人の行動規範として広く認知されたものだと思っています。
国会では社民党の福島瑞穂氏の質問に稲田防衛大臣は次のように述べています。
【引用】
「教育勅語自体が全く誤っているというのは違うと思う。教育勅語の精神は親孝行、友達を大切にする、日本が高い倫理観で世界中から尊敬されるということだ」
「日本が道義（的に尊敬される）国家を目指すという教育勅語の精神は今も取り戻すべきだ」
読売新聞３月９日４面
これは、稲田氏が2006年に塚本幼稚園の教育方針に賛同するコメントを掲載したことに対して、これを問題視した福島瑞穂氏の質問に答えたものです。
愛国心と言う言葉もそうですが、これが軍国主義に結びつくのなら、それは日本人としてかなり感覚がおかしい、脳内捏造が激しすぎるのではないかと思います。
また昭恵夫人に対する週刊誌の記事は醜悪で悪意に満ちているなと感じているのですが、読売新聞には以下のように記載されていました。
【引用】
安倍昭恵・首相夫人は８日、東京都内で農業と福祉に関する民間団体の会合に出席した。出席者によると、団体の名誉顧問に就任する昭恵氏は「世の中を騒がせているが、私で役に立てることがあればやりたい。（自身への）注目を、多くの人に（活動を）知ってもらう機会にできたらいい」などとあいさつ。小学校の名誉校長に就任予定だった学校法人「森友学園」（大阪市）の国有地売却問題についての言及はなかったが、「今は嵐の中にいる。嵐は自分の力ではどうにもならない」とも語ったという。
読売新聞３月９日４面
昭恵夫人は好奇心旺盛な方だと感じています。
総理夫人として、政府におもねる所も感じられないくらい自然体だと思います。
様々な人に耳を傾ける柔軟さもあり、きっと総理の発想にも良い影響を与えているのではないかと思うのですが、読売新聞は「森友学園」の記事の下に、下種な週刊誌の広告を掲載していて、意地悪だなと思いました。
「安倍内閣 打倒」を唱えている人にとってはこんなことは何でもない事だとは思いますが、それにしても、「打倒」、昔の左翼運動を思い出す言葉です。
わたしは公立高校でしたが、社会科の教師は天皇陛下のことを「〇〇ちゃん」と授業中公言していました。
左翼が強い高校でした。
こういう教育の方が問題だと思います。
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