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トランプ大統領の米国 [新聞記事]

トランプ大統領の言葉一つに市場や企業が動く、そんな時代を迎えて、落ちつかないですね。

TPPも「永久離脱」を表明したようですが、今まで重ねてきた交渉は何だったのか、と思います。
国としての継続性を軽んじる姿勢には、歴史の重みが違うのかなと思いました。

三橋貴明氏のブログでは、トランプ大統領の特集記事が続いていますが、米国は人工国家、日本は「世界最古の自然国家」という表現には考えさせられるものがありました。

米国のいう神とは、人間が作り出したものなのではないのか、と思ったりしました。

少し前の読売の記事に、トランプ氏の話法は小6級文法を駆使、とあり専門家が分析していました。
今の時代は「Plain spoken(率直な物言い)」の方が有権者受けがいいということです。
記事によると、共和党の指名争いで2位に終わったアイオワ州の敗北宣言が中3相当の「9年生」、一方「We are winning winning winning 」とぶち上げたネバダ州の勝利宣言は「4年生」レベル。謙虚さが伴うと英語の質も上がるようで、研究は「興味深い傾向だ」と、しています。
「謙虚さが伴うと」点数も上がるということでしょうか(笑)

まだまだ不透明なトランプ政権の始動ですが、首相の米国訪問は来月になるようですね。
トヨタの社長とマイク・ペンス氏の記事です。

【引用】
トヨタ自動車の豊田章男社長は23日、岐阜県各務原市で報道陣の取材に応じ、米副大統領に就任したマイク・ペンス氏について「我々に耳を傾ける方が副大統領にいることは、大変ありがたく心強い」と述べた。ペンス氏は豊田の工場がある米インディアナ州の知事を務め、10日には米国で豊田社長と会談した。

豊田社長はペンス氏について「トヨタがインディアナの土地でいかに地域に愛される会社かを理解し、応援いただいた方」と述べ、米トランプ政権については、「自動車会社だけでも、行政だけでも地域を幸せにすることはできない。地域の繁栄のために得意分野で協力し合うことが大事だ」と述べ、協調を模索したいとの考えを示した。
読売新聞 1月24日 11面

トランプ政権のペンス副大統領の手腕には注目ですね。
「協調を模索」とありますが、トランプ氏の手法として、多国間ではなく2国間で物事を運ぼうとする傾向があると、以前、読売新聞国際部の飯塚恵子氏が指摘していました。
そこには複雑に利害が絡み合う世界情勢や地域の安全保障への目くばりが乏しい、としています。
米国は力強い指導者を求めているのかもしれませんが、権力による支配は今の時代、反発と分裂しか生まないと思います。
トランプ大統領の米国に世界は振り回されそうですが、安倍首相には国益中心で正論をぶつけてほしいです。

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