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官民協同海外留学支援制度の紹介 [教育問題]

文部科学省が民間企業との協同でグローバル人材育成のために、留学促進キャンペーンを行っているそうです。

未だ留学ロスが続いている我が家の娘ですが、先日次世代リーダー育成道場の修了式がありました。

留学した子供たちの成果発表も行われたのですが、外交官や通訳、学者を目指す生徒、現地のスポーツクラブに所属して入賞した生徒など、語学力はもちろん異文化交流で子供たちが精神的にも成長したことを実感しました。
英語での発表もあり、本人たちにとってはまだまだなんでしょうけど、ここまですらすらと話せるとは・・・!
と思っていたら、娘曰く、「棒読みだけどね」と。

学校の先生からは、次のステップとして「官民協同海外留学支援制度」を紹介していただいたようです。
進路は決まっていますが、次の目標があることは励みにもなりますよね。

日本は先進国の中でも海外留学が少ない国と言われています。
わざわざ世界で勉強しなくても、安心安全な日本で学びたい、という気持ちが強いのだと思いますが、何より経済的負担が大きいことが上げられます。

官民が後押ししてグローバル人材を育成する、これからの日本の発展と世界への貢献を考えたら、この投資の意義は大きいです。

東京都による次世代の事前学習では、歴史教育が深掘りされて、発表した生徒も「こういうことは学校で学ばなかった」と言っていました。
現地での交流などでは、一人ひとりが小さな外交官という責任も担っています。
自国の文化や歴史認識は、日本を伝えるという観点でも重要な学習だったと思います。

文部科学省のホームページから引用します。

【引用】
文部科学省は、意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す気運を醸成することを目的として、2013年10月より留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」を開始しました。政府だけでなく、社会総掛かりで取り組むことにより大きな効果が得られるものと考え、各分野で活躍されている方々や民間企業か らの御支援や御寄附などにより、官民協働で「グローバル人材育成コミュティ」を形成し、将来世界で活躍できるグローバル人材を育成します。

これらの取組により、「日本再興戦略~JAPAN is BACK」(2013年6月14日閣議決定)において掲げた目標である東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年までに大学生の海外留学12万人(現状6万人)、高校生の海外留学6万人(現状3万人)への倍増を目指します。留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」の主な取組のひとつとして、「官民協同海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム~」 が2014年からスタートしました。
引用元:トビタテ留学JAPANとは?

松野博一文部科学大臣は次のように述べています。
一部ですがご紹介します。

松野博一文部科学大臣.jpg

【引用】
世界はどんどん変化します。あらゆる場所でグローバル化は加速し、情報通信や交通分野での技術革新により、人間の生活圏も広がります。また、世界は今、貧困や環境、エネルギーといった多くの地球規模課題(グローバル・イシュー)を抱えています。こうした中、先進国である日本は、それらの課題に積極的に取り組むことが求められており、そのためには、異文化を理解・尊重するグローバル意識を持つ人材が必要です。加えて、経済活動の変化と広がりに対応する上では、既成概念にとらわれない、チャレンジ精神も必要です。そうした人材を育てるための一つの有効な手段が、海外留学です。私は、若い皆さんが社会に出るまでに一度は日本から飛び出して、広い世界を肌で感じ、外から自分自身や日本を見つめ直し、先を見通すことが難しいこれからの時代を生き抜く力を身に付けてほしいと思っています。
(以下省略)

引用元:トビタテ留学JAPANとは?

今の日本だからこそできる人への投資だと思いました。
もちろん個人で行けることは自由がありそれはそれで価値があることだと思います。
今回東京都の留学システムに参加して思ったことは、子どもが国とか世界に対する意識が変化したということです。
そこには国としての、または東京都としての目的がはっきりしているからだと思いました。

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